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大人も泣ける? アンパンマンの映画をガチで見た結果…悔しいくらいにウルッときた /『きらめけ!アイスの国のバニラ姫』ネタバレなしレビュー

元気100倍! 今日も多くの子供たちを笑顔にしてくれる『アンパンマン』。その劇場版31作目となる『それいけ! アンパンマン きらめけ! アイスの国のバニラ姫』が2019年6月28日(金)に公開となった。

同作は幼児向けアニメでありながら、ときに大人の心をゆさぶるガチ作品でもある。そんなアンパンマン劇場版の最新作をいい年した大人が真剣に見にいった結果……なかなか胸にささる内容! 子供そっちのけでウルッときた。

・ 『きらめけ! アイスの国のバニラ姫』あらすじ

物語の舞台はアイスの国。歴代の城主たちは魔法のスプーンでアイスを作り、それを世界中に届けていた。しかし、いま、アイスの国にはアイスがない。現・主(あるじ)のバニラ姫がアイスを作ることができないからだ。

バニラ姫は練習に励むが成果が出ず、教育係のお小言にも嫌気がさし、お城を飛び出してしまう。そこでアンパンマンたちと出会い、大切なことに気づいていく……

──というストーリーだ。「ゲストキャラが、アンパンマンたちとの交流を通し成長を遂げる」というのは、王道中の王道。また、バニラ姫の「あるはずの能力を発揮できない」という特徴は第19作『シャボン玉のプルン』や25作の『とばせ! 希望のハンカチ』を彷彿とさせ正直、既視感ありだ。

・新鮮なヒロイン像

だが、バニラ姫に注目して見ると、印象が変わってくる。バニラ姫はゲストキャラ史上1、2を争う礼儀正しさ! ワガママでも意地っ張りでもない「いい子」。彼女の本音に関する描写が少なく、表面上は問題を抱えているようには見えないのだ。

いや、単に描写がないというのではなく、彼女自身が本心を見失っているというか、「アイスの国のお姫様だからアイスを作らなければならない」という義務にがんじがらめになっているように見えた。

現実ではそんな「生きづらそう」な振る舞いをするのは、幼児というより大人だろう。アンパンマンワールドでは、なかなかお目にかかれないキャラ設定だ。それだけに、王道×日常ベースでありながら新鮮さを感じたのだった。



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